「だるまちゃんとてんぐちゃん」
読み聞かせにおすすめの絵本ということで紹介したいのが
「だるまちゃんとてんぐちゃん」
懐かしく思われる方もいるのではないでしょうか。
昔から子供達に長く親しまれている1冊です。
全国学校図書館協議会選定図書です。 全国学校図書館協議会選定図書とは学校図書館及び子供の読書の振興を図る為、選定委員に委嘱された小学校、中学校、高校、大学の先生や学校図書の研究者の人達が選んだ子供におすすめの本って感じでしょうか
●商品名:だるまちゃんとてんぐちゃん ●読み聞かせ時間:ゆっくり読んで5分30秒くらい ●出版社:福音館書店 ●著者:加古里子 ●出版年:1967年 ●対象年齢:3歳〜 ●価格:990円
てんぐちゃんの持っている物と同じ物が欲しくてたまらないだるまちゃん。
うちわ、かんむり、下駄にと次々にてんぐちゃんの真似をしていきます。
だるまちゃんの要望に応える為にだるまちゃんのお父さん的存在の大きなだるまどんにあれこれ出してもらいます。
絵本いっぱいに家にある物がずらっと並びます。
その絵のかわいらしいこと。
一つ一つの持ち物をじっくり見たくなるほどです。
読み聞かせ時間はゆっくり読んで約5分30秒くらいです。
絵を楽しみながらじっくり読めばもう少しかかるかもしれません。
だるまちゃんとてんぐちゃん、だるまちゃんと大きなだるまどんとの会話も可愛らしいです。
作者は加古里子(かこさとし)さん。
福井県生まれの東京大学応用化学科卒業。
工学博士で技術士でありながらこんな可愛らしい絵本を作られたとは肩書とのギャップに驚きます。
だるまちゃんシリーズではこの他に「だるまちゃんとかみなりちゃん」があります。
お友達の持っているものが羨ましくて欲しくて。
でも手に入らない。
頭を使ってあれこれ真似をする。
幼児期にぴったりの素敵な絵本です。